魔王の恋愛事情
第1章 方言男子①
ぅわ…東口に…真央を預ける訳にもいかないし…
絶対…真央…
テンパる…テンパるよな〜〜〜〜…
「う゛ぅぅぅ…
―――――――解った…俺もやる…だから…真央は…極力…見てろ…」
「へ?マジ?真鍋!やってくれんの?しかも、魔王様も一緒?マジ!二人も確保?俺、凄くない?!ノルマ達成!!あざーっす!!」
「!!東口、特典は、きっちりもらうからな!!」
「OK!OK!まかせとけー!
ホワイトバッジ!手元にあるし!!
はい!特典、存分に活用してね〜!!」
「―――――…面倒くさい…」
俺と真央の手には、ホワイトの線が入った…生徒会専用バッジが光る…
「さっそく!明日、生徒会室に来いよ〜!
頼むぜ!ざ・つ・よ・う!」
東口は、スキップと共に…消えていった…
「はぁ〜〜〜〜〜〜…」
特大のため息が出た…