魔王の恋愛事情
第2章 方言男子②
しかし、真央も着替えを終えた俺に安心したのか…リラックスし始める…
「――――…和だなぁ〜…田舎のばっちゃっち思いだす…」
「――――あ…お婆ちゃん…家?そういえば…去年…亡くなったって…」
去年…年賀状の代わりに…喪中のハガキが届き……
俺の両親が…香典と花を送ったと…言っていたのを思い出す…
「ん―――――…んだ…ばっちゃ……グス…あいでぇなぁ…グス…」
「なっ!!真央?」
お婆ちゃんの話しで…思い出したのか、真央は目に涙を溜め…鼻をすすり出した!