魔王の恋愛事情
第4章 方言男子④
コピーを終え…それを各部活に配布する…
真央は、配布する用紙をみながら…みるみる青ざめていく…
「――――…真央?どうした?」
「い…彩羽…来月…テスト?」
ん?片言?
「あ〜そうだな、年間予定ではそうなってるな―――…テスト期間中は部活は休みになるから、その通達文章だな…これ!まっ帰宅部の俺も真央も関係ないだろ?」
俺は、文章をチラッと見て…真央を見る―――――…
え!!凄い目を見開いてるけど……な…何?
「て…テスト?」
「あぁ…テスト―――――――――――…え?え?真央?」
真央は、周りをキョロキョロ見ると…人気のない廊下に曲がる――――――――…