魔王の恋愛事情
第4章 方言男子④
「そうそう…明日…生徒会メンバーは広報の取材で少しの時間でちゃうんだよね〜!
放課後、俺達が戻るまで…いや!
ラスト下校までていいから生徒会室でお留守番頼むね?」
「――――――…はい?」
俺は、当たり前の様に俺達の隣に座る東口にキョトン顔…
「―――…いない…なら…鍵…」
「そ〜!真央の言う通り!鍵閉めて行けばいいだろ〜が!」
俺は、口元にまだ氷水をあてている真央に賛同し東口に食ってかかる!
「ごめん、ごめん―――…東口?ちゃんと説明しないとだめだろ?」
声の方を見ると――――…
国木田会長もトレイにドリンクを乗せ現れた…