魔王の恋愛事情
第4章 方言男子④
「ん〜…提出日を守らない部や委員会には――――…予算を一円も出したくないですから…
そこは…きっちりしたいんです…」
国木田会長は、紅茶にレモンシュガーを入れかき混ぜる…
「――――…締切日厳守!って…基本ですが…厳しくないですか?」
俺は、コーヒーを飲みながら国木田会長を見る…
「え?何処が厳しいのですか?」
国木田会長は、当たり前の事のように俺を見て笑う…
「まっ、ど〜せ魔王様の勉強見てやるんだろ?真鍋」
う゛…
東口…テーブルの上に広げていた問題をみたんだな…
「真鍋君…明日は、大丈夫ですか?」
「別に…あぁ…悲しい事に…何も無いですよ!」
国木田会長は、ありがとうございますと…いい…微笑む…
その後…
四人で雑談してから、解散した―――…