魔王の恋愛事情
第7章 ロールキャベツ男子①
なんと…俺が会長に渡した資料には…
遅く提出されるだろう…卓球部の追加予算が見込まれ記入されていた…
会計に…ちゃっかり卓球部の分…
予算確保してたよ…この人…
「ん―――――――…困りましたね…他の部は…ちゃんと期日を守っているんですよ?」
国木田会長は…焦る卓球部の部長を見ながら…ため息をつく――――――…
「〜〜〜〜〜…ぷっ」
あっ、しまった!!笑ってしまった!!
卓球部の部長は、俺の笑いに気がつかなかったみたいだが…
チラッ―――――っと…
国木田会長は、俺を見た…
「はぁ〜…そんなに頭を下げられては…仕方がないですね…
今回だけですよ?」
泣く泣く了解した感をだす会長に…俺の我慢しなければならい笑いが増えた!!