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深夜のお巡り

第2章 昼まで添い寝


「お兄さんって、男もいけるの?」

「...さあ」

とか言ってるが、ぶっちゃけ行けると思う自分がいる。現に平の首筋にキスマークをつけてしまった。


「わるい、首元に跡つけた...」

平は自分の首元を触る
すると、来ていたワイシャツを自ら下ろし肩を出す。

「ねえ、もっと付けて」

「お前...本気で言ってる?そんな事言っていいの?」

止められなくなっても怒るなよ?

「ここは男子寮だから別に慣れっこ。それに...」

やはり男しかいない男子寮には男同士なんてのは普通にある事なんだろうか。

「それに?」

「...さっきちょっと気持ちよかった」

やばい、まじでかわいい。ほんとにかわいい。そう思う俺は末期かもしれない。

でもまあ俺は大人だから我慢は出来る。
沈め沈め...落ち着け俺!!

「少しは警戒心を持て。そんなんだと何されるかわかんないぞ」

「別に、もうされたし。お兄さんに」

平は俺を指差しニタァと悪い笑みを浮かべたのであった。

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