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パパ、もう一度抱きしめて

第2章 恋心

「はぁ、はぁ…」
自分の部屋に戻った私は、胸がとても苦しかった。


私だってもう子どもじゃない。
夫婦なんだから、パパとママが愛し合うのは当然だと、わかっている。


だけど…
いざ目の当たりにすると、すごくショックだった。

「う…」


辛い、辛いよとても。


パパのばか、

パパのばかっ!!


私、私どうしたらいいのよ……。

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