
迷霧
第2章 2
どうやら鈴原さんはゴキブリで悲鳴をあげたらしい。三人で呆れた顔をしていると、「こんな大量にゴキブリがいるなんて思わないだろ!」と嘆くので鼻で笑ってやった。
しかしさすがにゴキブリが飛び交うなかで休憩する気にもなれないので、オレたちはいったん外に出た。
すると一台の車が駐車場に入ってきて、スポーツカーの隣で停まった。
「私、御手洗い行ってくるね」
凛音さんがトイレへと歩いて行った。
なんとなく一人で大丈夫かなと思ったけど、停車したワンボックスカーから女性の賑やかな声が聞こえてきて、トイレに一直線に走って行く姿が見えたので安心した。
「あれ? これ、スポーツカー? かっけ~!」
更にワンボックスカーから降りてきた人物がスポーツカーに近づいて声をあげた。
しかしさすがにゴキブリが飛び交うなかで休憩する気にもなれないので、オレたちはいったん外に出た。
すると一台の車が駐車場に入ってきて、スポーツカーの隣で停まった。
「私、御手洗い行ってくるね」
凛音さんがトイレへと歩いて行った。
なんとなく一人で大丈夫かなと思ったけど、停車したワンボックスカーから女性の賑やかな声が聞こえてきて、トイレに一直線に走って行く姿が見えたので安心した。
「あれ? これ、スポーツカー? かっけ~!」
更にワンボックスカーから降りてきた人物がスポーツカーに近づいて声をあげた。
