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妄想話

第2章 紫さんがイライラしたら

今日は、早朝から漁に出るロケをしていた。
早く皆の元に行かなきゃと気持ちが焦るけど、一向に車は進まない。
次の仕事場には、遅れる事は報告済と言われたけど、落ち着かない。
そんな時、スマホが震えた。

見るとしょおちゃんからのメッセージ。
「遅れるのは分かったから、焦らないでね。

久しぶりにピリ潤降臨してます」

直ぐ返信
「レベルは?」
また直ぐ返信が来る。
「最上級」

画面を見て、ため息をつく。
「了解。理由分かる?」
と返信する。

「不明」

もう一度、メッセージを送ろうとした時に「着きました」とマネージャーに声を掛けられる。荷物を持って、足早に楽屋に行く。

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