『妄想話』第2章「紫さんがイライラしたら」　12ページ

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妄想話

第2章紫さんがイライラしたら

取材を終えて、帰り支度をしているおいら達。すると、相葉ちゃんが松潤に声をかける。

「松潤、このあと仕事ないでしょ？俺の家で飲まない？」
「え？二人で？」
「うん。嫌？メンバー誘っても良いけど？」
と相葉ちゃんがおいら達に視線を投げる。
「残念。私は、映画の打ち合わせ」
「おいらも」
「俺は、リオに行く為の資料整理しなくちゃ」と予定有りますアピール。
「だって。ね、二人で宅飲みしよ？」と相葉スマイルで松潤を誘う。

「わかったよ」と快諾する松潤。
「やった。よし、じゃあ時間が勿体ないから、早く行こう。皆、お疲れ」と松潤の背中を押しながら、楽屋を出ていく、二人。

「気をつけて帰ってね」と残った三人で見送る。楽屋を出る時、相葉ちゃんが「任せとけ」と言うように、親指を立てる。
おいら達も「よろしく」と同じように親指を立てる。
それを見た相葉ちゃんが笑顔で楽屋のドアを閉めた。