妄想話
第3章 緑色さんがムカついたら
「今怒ってます」と背中に書いてあるかのような足取りの相葉さんを追いかける。
「まーくん。こっち来て」
やっと追いついた相葉さんの腕を掴んで、空いている控え室に突っ張りこんだ。
「少し、落ち着こう」
と相葉さんに話かけ、椅子に座らせた。
「カズくんは悔しくないの?」
「何が?」
「だって、俺達の事バカにして…。」
俯いて、自分の拳を膝に叩きつける相葉さん。
「それなのに、カズくんもしょおちゃんも平気な顔してるし、リーダーは全く気にしてないみたいだし、松潤は少し怒ってたけど、ちゃんと対応してたし…なんか俺一人でムカついて馬鹿みたい…」
一応収録中は怒りの感情を相葉さんなりに出さない様にしていたのか、一気に捲し立てる。
「悔しくない訳ないじゃん」と俺が言うと相葉さんが顔を上げる。
「でも、そんな感じ全然しなかったよ。俺以外…」と相葉さんが反論する。
ふっと息を吐き相葉さんの顔を見る。
「あのね、あちらさんも必死な訳よ。露出が多くなって来て、もうひと押しって。」
意味が分からないと怪訝な顔をする相葉さん。俺が話を続ける。
「まーくん。こっち来て」
やっと追いついた相葉さんの腕を掴んで、空いている控え室に突っ張りこんだ。
「少し、落ち着こう」
と相葉さんに話かけ、椅子に座らせた。
「カズくんは悔しくないの?」
「何が?」
「だって、俺達の事バカにして…。」
俯いて、自分の拳を膝に叩きつける相葉さん。
「それなのに、カズくんもしょおちゃんも平気な顔してるし、リーダーは全く気にしてないみたいだし、松潤は少し怒ってたけど、ちゃんと対応してたし…なんか俺一人でムカついて馬鹿みたい…」
一応収録中は怒りの感情を相葉さんなりに出さない様にしていたのか、一気に捲し立てる。
「悔しくない訳ないじゃん」と俺が言うと相葉さんが顔を上げる。
「でも、そんな感じ全然しなかったよ。俺以外…」と相葉さんが反論する。
ふっと息を吐き相葉さんの顔を見る。
「あのね、あちらさんも必死な訳よ。露出が多くなって来て、もうひと押しって。」
意味が分からないと怪訝な顔をする相葉さん。俺が話を続ける。