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妄想話

第3章 緑色さんがムカついたら

スタジオに戻ってきた二ノと雅紀。心なしか雅紀の表情が明るくなった気がした。
「次のコーナーはクリフクライム」と雅紀がタイトルコールする。
プレイヤーでもある雅紀に天の声さんがコメントを求める。
「ここから嵐の本気を見せます。しっかり見てろよ」と例の芸人さんに、自ら絡んで行く。

結果は見事にパーフェクト。
さすがはトップ2コンビ。
一方、ゲストチームは、例の芸人さんがプレイヤーになったけど、途中落下した。

その事を天の声さんがまた、雅紀に聞く。
「嵐の実力を知って貰えて良かったです。」と笑顔全開のコメントする雅紀。
さっきまでとは180度態度の違う雅紀にびっくりして、二ノを見た。
すると二ノが得意のどや顔を俺に返した。

また、セットチェンジで、控え室に戻る時に、二ノに近づき
「あまり激しくするなよ。今晩」と周りに聞こえない様に、小さな声で話かける。

「それは、相葉さん次第ですね。しょーちゃんと同じ位絶倫ですから」
と、またもやドヤ顔されて、スタスタ控え室に歩いて行く二ノ。

ヤバい…。反論出来ない。

【終】

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