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妄想話

第4章 青色さんがムスッとしたら

「お疲れ」と言いながら、楽屋に戻ってきた大野さん。
「おかえり。どんな企画だった」翔さんが聞く。
「…なんか楽器作るみたい…」大野さんが答える。
その答え方に違和感を感じて、やっていたDSから目を離し大野さんを見る。
「二ノ。急に何?」
目が合った大野さんに聞かれる。

「いえ、別に」と答えてまた、DSに目を落とす。

「楽器作りかぁ、もの作りがどんどん進化してるね」
相葉氏が話を続ける。
「なんでだろうね…」
困ったような顔で答える大野さん。
「それはやっぱり器用だからでしょう」翔さんが言う。
「…器用ね…」呟くように言う大野さん。
心なしか不機嫌な顔をしている。
「そりゃ、しょおちゃんに比べたらね。」相葉氏が翔さんに絡む。
「反論出来ねぇ。」
「アッヒャヒャヒャ」
翔さんと相葉氏が言い合っていた。

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