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「何？俺の住んでるマンション空室あるんだ？」
驚いてニノに聞き返す。
「検索したらヒットして。なんか住所に見覚えあるなと」
「なるほどね。」
俺は画面から目を離して帰り仕度を始める。
「実際、この間取りって使いやすい？」
画面をみたまま、俺にきいてくる。
「慣れもあるだろうけど、俺は使いやすいと思う。結構永く住んでるから不満はないね」
と話をしていいると、ニノのマネージャーが来た。
「やっぱり撮り直しになりましした。30分後にスタジオにむかいます。」
と言って楽屋を出ていった。
「待ちぼうけにならずに済みました」
苦笑いを浮かべて俺に言うニノ。