妄想話
第8章 赤色さんと黄色さん@引っ越し準備?
お泊まり内覧会が終わってから2ヶ月程経った。
未だにニノは引越しをしたともするとも言ってこない。
仕事が忙しく時間がないのかもしれない。
別に同じマンションに越してくる事に期待している訳ではない…けどね。
でもね…。
今日は五人での仕事だから、直接ニノに聞く事にした。
収録後、智くんだけがスタッフに呼ばれ、楽屋には四人が帰り支度をしていた。いつもは真っ先に用意するのに今日はのんびりとしているニノ。
これはチャンスとニノに話し掛ける。
「あのさニノ」
「お待たせニノ」
話し掛けたと同時に智くんが楽屋に戻ってきた。
「いえ。そんなに待ってませんよ。さぁ帰りましょう。」
と智くんと帰り支度を始める。
きょとんと二人の様子をみていると相葉くんが話しかけてきた。
「今日からおおちゃんの家にお泊まりするんだって」
「え?」
「なんかニノ引越しを考えていて、どういった間取りが使いやすいか確認したいから色んな人の家に泊まりに行くって」
松潤が続く。
なんだそれ?
帰り支度を終えたニノが俺を呼ぶ。
「しょーちゃん。その節はお世話になりました。まだ引越し先は決まってなのよ。せっかく内覧会という画期的な事を教えて頂いたので、暫く利用しようと思います。じゃあお疲れ様さま」
と智くんと楽屋を後にした。
言い返す言葉が見つからず、楽屋の入口を見ていた
「しょおちゃん 策士に策を仕掛けたと思ったでしょう?んふふ」
と相葉くんに声を掛けられる。
「え?何言っての?そんなことないよ」
「まぁ。ニノは俺らの何枚も上手だから、そうそう人の策には落ちないでしょうよ」
「残念だったねしょおちゃん」
松潤と相葉くんが交互に言う。
「別に策を講じた訳ではなくて、たまたまの成り行きで」
となぜか必死に言い訳する。
「はいはい」
二人におざなりの返事をされ、
居心地が悪くなり、早々に楽屋を出た。
今度こそニノに負けない策を考えよう。
【終】
未だにニノは引越しをしたともするとも言ってこない。
仕事が忙しく時間がないのかもしれない。
別に同じマンションに越してくる事に期待している訳ではない…けどね。
でもね…。
今日は五人での仕事だから、直接ニノに聞く事にした。
収録後、智くんだけがスタッフに呼ばれ、楽屋には四人が帰り支度をしていた。いつもは真っ先に用意するのに今日はのんびりとしているニノ。
これはチャンスとニノに話し掛ける。
「あのさニノ」
「お待たせニノ」
話し掛けたと同時に智くんが楽屋に戻ってきた。
「いえ。そんなに待ってませんよ。さぁ帰りましょう。」
と智くんと帰り支度を始める。
きょとんと二人の様子をみていると相葉くんが話しかけてきた。
「今日からおおちゃんの家にお泊まりするんだって」
「え?」
「なんかニノ引越しを考えていて、どういった間取りが使いやすいか確認したいから色んな人の家に泊まりに行くって」
松潤が続く。
なんだそれ?
帰り支度を終えたニノが俺を呼ぶ。
「しょーちゃん。その節はお世話になりました。まだ引越し先は決まってなのよ。せっかく内覧会という画期的な事を教えて頂いたので、暫く利用しようと思います。じゃあお疲れ様さま」
と智くんと楽屋を後にした。
言い返す言葉が見つからず、楽屋の入口を見ていた
「しょおちゃん 策士に策を仕掛けたと思ったでしょう?んふふ」
と相葉くんに声を掛けられる。
「え?何言っての?そんなことないよ」
「まぁ。ニノは俺らの何枚も上手だから、そうそう人の策には落ちないでしょうよ」
「残念だったねしょおちゃん」
松潤と相葉くんが交互に言う。
「別に策を講じた訳ではなくて、たまたまの成り行きで」
となぜか必死に言い訳する。
「はいはい」
二人におざなりの返事をされ、
居心地が悪くなり、早々に楽屋を出た。
今度こそニノに負けない策を考えよう。
【終】