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妄想話

第9章 赤色さんと紫色さん@パスタ

「いやぁ〜食った食った。マジ美味い」
リビングのソファーにもたれる様に座りお腹をさすりながらしょさんが言う。
きっとお腹を空かせて来るだろうと思って少し多めにパスタを作り、パスタだけではと、サラダやほかにも副菜を用意していたど、余程お腹が空いていたのかしょさんの食欲は止まらず、それにつられて俺も食ったので、アレヨアレヨと俺の作った料理がが完食された。ここまで食べてくれれば、作りがいがある。でも、お腹をさする姿はアイドルしてどうかな?
「コーヒー入れようか?」
食卓を片しながら問いかける。
「今はいらない。少し休んでもいい?」
「ゆっくりしてて」
と言い、俺は食器を洗うためにキッチンに向かう。
使った食器や鍋を洗いながら、食事中の会話を思い返していた。
jrだった頃の話から最近の話。
多少の小言も食らったけどね。
とても貴重な時間だった。
「松潤。お水欲しいんだけど」
そろそろ、食器が洗い終わるなと言う所で、しょさんがキッチンにやって来た。
「あ。冷蔵庫にあるよ。俺、今手が濡れているから悪いけど自分で取ってもらえる?」
「了解失礼します」
と言いながら冷蔵庫を開けるしょさんにクスっと笑って、また食器を片付け始めた。
すると急にしょさんが俺の背中に抱きついてきた。

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