大切な人へ ~second story~
第11章 酔わせて ー晄人sideー
でも泣いてる時に教えてくれたよ?
誕生日を1人で過ごしたことも
『晄人さんがまた...わらえるなら
もうそばにいられれっ...くてもいいの...すきだけど』
_____それが美優の本音?
ベットにゆっくり横にすると
また腕だけ力が入ってた
俺を離したくないって感じで...
大丈夫だよ
もう離さないから
ゆっくり寝て...
早くいつもの美優とこうしたい
もう絶対泣かせないとか言わないよ...
だって美優は泣き虫だから
無理だってわかった
その分笑わせるからね
起きたらいっぱい話そうよ
だからさ...
いい加減離してほしいな
ゆっくりゆっくり腕をほどいて
泣きすぎた顔を少し拭いた
メイクもボロボロで
また目も腫れてて...
可愛くて笑ってしまう
俺はソファーで眠った
次の朝をすごく楽しみにして