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LIFE

第7章 I miss you



昼休み。

校舎から離れたプールの脇の芝生に寝転んだ。

ここは秘密の場所。

ひとりになりたい時に来るんだ。

今日は考え事をしたかった訳ではなく単純に天気もいいからお昼寝。

お腹も膨れてたし、ちょうど横になると、そよそよと風が俺の髪や頬を撫でて。

目をつむった途端ウトウト。

しばらくして念のためセットしていたアラームが鳴ってゴソゴソと携帯に手を伸ばす?


んー…

ちょー気持ちよかったのになー。

もう少し寝たかった…


目を開けたら誰か近くにいるのがわかった。

ぼんやりとした頭と目でピントが合うのを待つ。

そして確認したのは二宮くんの姿。


へ??


俺ってば最近、二宮くんを見ては、可愛いだの、面白いだの、思ってたからなー。

って。

目を閉じて、すーっと二度寝な気分を味わって、スヤスヤと寝入りそうだけど、起きないと、って、頑張ってもう1回さっきよりちゃんと目を開ける。


……


やっぱりそこには二宮くんがいて。

少しだけ口角を上げて頼りなく笑う。


…なんで…?


俺は上半身を曲げて少し距離のある二宮くんへ向き合った。

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