テキストサイズ

LIFE

第8章 I miss you *海*



そうしてやってきた海へ行く日。

翔ちゃんや大ちゃんも参加で。

そう。

あれからどんどん仲良くなって今や翔ちゃん、大ちゃん呼びの思いっきりタメ口。

真面目な松潤は少しだけ砕けた感じで翔さん、大野くん。

晴れてよかったー、って起きてウキウキしながら準備して待ち合わせの駅へ向かってる時。

俺の携帯が鳴った。

優香ちゃんからで、今日、行けなくなった、ごめんね、って。

楽しみにしてたのに今朝…って、そこまで言うと黙ったから、
あ、女の子の日?って俺にしては察しがついた。

優香ちゃんが欠席って事で他の女の子ももちろん行かないという結論に達したのだろう。

《大丈夫?》

《うん。》

もうみんな待ち合わせの場所に向かってる時間。

《ごめん。野郎だけで行ってくるね。》

《うん。みなさんによろしく伝えてね。》

《また行こうよ。》

《うん。》



通話を切って待ち合わせの場所へと俺も向かう。

ごめん。

男ばっかの方が楽しめそう…なんて思ってしまってる自分がいて。

優香ちゃん、ごめん。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ