LIFE
第8章 I miss you *海*
待ち合わせの駅へ着くとみんなもう集まってた。
「ごめーん!」
「早くー!」
海がキライなはずの二宮くんだけど、俺に笑顔で手を振ってくれてるから俺は同じように笑顔で振り返す。
「女の子たちはまだだよ。」
松潤が言う。
「それがさ…」
みんなはどう思うだろう、と少し心配しながら俺は話した。
「ごめんね。
女の子いないとテンション下がる?」
「野郎だけで楽しもうぜ!」
翔ちゃんが言ってくれて。
「俺は逆に助かったかな…。」
「それはいつも女が群がってくるモテ男のセリフだね。」
松潤の言葉に二宮くんがニヤニヤと冷やかす。
「俺も知ってる顔ばっかでよかったぁ。」
大ちゃんが呑気に言うから思わず、俺も!って返す。
翔ちゃんと二宮くんも頷いて。
「じゃあ行こう!」
駅の中へ進む松潤にみんなで続いた。