LIFE
第9章 I miss you *隠す*
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夏休みも終わって二学期が始まって相変わらずの毎日。
今日は昼休み、弁当食べ終わって潤くんと喋ってたら潤くんはサッカーして遊んでくるって出て行った。
裏庭に行こうかな…なんて思ってたらクラスメイトから声を掛けられた。
「ニノのこと呼んでるよー。」
教室のドアを見ると顔を覗かせてる優香。
「どうした?」
「今いい?ちょっと相談。」
「別にいいけど。」
廊下に出て窓にもたれながら話す。
「ニノさぁ、相葉先輩と仲良いじゃない。なんか聞いてない?」
「なんか?なにを?」
「先輩、いつもと変わらない?」
「?うーん。たぶん。」
「そう?」
「え?優香はなんか違うと思うの?」
「…うん。なんかね。感じる。」
「なにを?」
「なんとなくだけど。別れの予感。」
「!え?そうなの?」
びっくりした。
そんな素振り…なかった…と思う。
「でも、今に始まった事じゃないけどね。最初っから私だけの…付き合ってるっていっても一方通行だったし。」
「…。」
なんて言っていいかわからない。