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LIFE

第1章 サヨナラのあとで

途中、智くんからメールが来て心配してたから状況を簡単に伝えた。

『悪口言った後、泣いてる。』

『そうか。了解。頼んだよ。』

ふぅ…

一息ついて雅紀を見るとまだ、
にのや俺にバカと言いながら泣いてる。

泣きたいんだな、
と、しばらく放って置いた。

すると今度は潤からの電話。

「お疲れー。」

「お疲れ!どう?」

「うーん。
泣いてるよ。」

「俺も行く。どこ?」



場所を告げるとすぐに中へ入ってきた。

「翔くん。ありがとう。」

「ううん。」

「相葉くん?」

「あー。松潤!」

ぐりぐりと潤に顔を擦りつけて抱きついた。

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