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LIFE

第16章 見つめていたい〜にのをプロデュース〜



この期間部活がないから、毎日、二宮くんと松潤と帰って。

翔ちゃんや大ちゃんも一緒。

「いやー。
こんななるとは思ってなかった!」

翔ちゃんからの感嘆の声。

「いや、俺は確信があったよ?
まさにダイヤモンドの原石。」

って、大ちゃんは俺が育てた?発掘したと言わんばかり。

「にのは…
こんなんじゃなくて。
可愛いとこがいいと思うけど?」

さすが松潤!わかってる!

「…?」

どうしていいものか、俺に助けを求める目線を送る二宮くん。

もう眼鏡はなくて前髪もスッキリで、うるうるの瞳がさらされてる。

それは今は俺に向けられているから嬉しいけど…

みんながこの瞳を今では普通に見れてるんだな、って、いつものマイナス思考へ。

それを隠すために…
それに少しでも二宮くんを安心させたくて、

「俺は可愛い二宮くんが好き。
でもカッコいいよ、すごく!」

二宮くんの手を取ってわざとふざけた。

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