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LIFE

第30章 ぼくのたからもの〜小さな部屋〜



大野くんは俺とまーくんを仲の良い幼馴染みとして捉えてはいるけど、多分俺のまーくんへの特別な感情に気づいてる。


特別な感情…は…

俺自身持て余してるんだけど。


大野くんはいたって普通。

智「相葉くんが来てるよ。」

智「相葉くん、今日もかわいーね。」

なんて喋ってくるから俺も普通に返してた。



休みの日に街で声をかけてきた大野くん。

驚いた俺に車へ乗るように誘ってドライブして一緒に夕食も食べた。


ドライブ!


男の人!!


一緒にいた人に驚きどころ満載。


友達や知り合いの空気じゃない。

スキンシップとかお互いを見る目とか。

いろんなことにドキドキ。

ずっとチラチラと見てたけど最後の方は目が釘付け。


こんな風に友達としてじゃなく男の人同士が一緒にいるのを見て、俺自身もちろん偏見はないから違和感もなかった。



ただただ



羨ましかった


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