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LIFE

第2章 サヨナラのあとで 〜瞳〜

楽屋に戻るとみんなが一斉に俺たちを見た。

は…恥ずかしい…。

「元に戻れた?」

「うん。」

松潤に背中をさすられた。

「にの、頼むよ…

もう泣かすな。」

「はい。」

にのは翔ちゃんに頭を下げる。

「よかったなー。」

俺とにのの肩に腕を廻してリーダーがニコニコと満面の笑みをこぼした。

「いつぶりかなぁー。

あー、気を遣わない楽屋って平和。」

松潤はいたずらっ子の顔をしてみんなを見渡す。

「まったくだ。」

「ほんとだよ。」

翔ちゃんとリーダーの声にもう一度にのが頭を下げるから俺もとなりに並んでペコリと頭を下げる。

後ろに腕が廻されてにのが俺の手を握ってくれた。

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