テキストサイズ

LIFE

第2章 サヨナラのあとで 〜瞳〜

にの…

にの……


夢中で名前を呼んだ。


にのがいる。

にのに触れる。

身体が熱くてドキドキが苦しくて。

「相葉くん?」

「なあに?」

「好きだよ。」

「俺も。」


腕を伸ばして…

にのの身体を抱きしめた。

「もう…

どこにも行かないで。」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ