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LIFE

第1章 サヨナラのあとで

朝の気配に目を覚ます。

眠れてよかった…と安堵してみるけど瞼が重くて目が開かない。

とりあえず顔を洗おうと洗面所へ向かった。

ひでぇ顔。

鏡に映った顔にゾッとした。

泣いて腫れた瞼に生気をなくした青白い顔。

蒸しタオルを用意して温めたり、逆に氷で冷やしたり。

できることをやって、なんとか少し引いた瞼にホッとして仕事へ出掛ける準備に取り掛かった。

最悪なことに今日はメンバー全員での仕事。

どんな顔して会えばいいっていうんだよ。

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