LIFE
第2章 サヨナラのあとで 〜瞳〜
明け方に目が覚めてとなりに相葉くんがいることに安心して、また目を閉じる。
浅い眠りの中うとうとしていたら相葉くんがパタパタと手を動かして俺を触って。
相葉くんのとなりで寝てたんだけど、体に腕が回ってなかったから一瞬わからなかったみたい。
「にの…」
俺の名前を口にしてまた寝息を立てた。
それはきっと俺の体がとなりにあることで安心したんだ。
さっきの俺も同じ。
相葉くんは俺にぴたりとくっついたから俺もそっとその体に腕をまわした。
しばらくそうしてると相葉くんが、モゾモゾ身動ぎする。
「おはよ。」
「にの…おはよ。」
しあわせを感じて胸があつくなった。
この人と同じ夜を過ごして、同じ朝を迎えられたことに。
あたりまえ、であって、
あたりまえ、じゃないんだよね。
浅い眠りの中うとうとしていたら相葉くんがパタパタと手を動かして俺を触って。
相葉くんのとなりで寝てたんだけど、体に腕が回ってなかったから一瞬わからなかったみたい。
「にの…」
俺の名前を口にしてまた寝息を立てた。
それはきっと俺の体がとなりにあることで安心したんだ。
さっきの俺も同じ。
相葉くんは俺にぴたりとくっついたから俺もそっとその体に腕をまわした。
しばらくそうしてると相葉くんが、モゾモゾ身動ぎする。
「おはよ。」
「にの…おはよ。」
しあわせを感じて胸があつくなった。
この人と同じ夜を過ごして、同じ朝を迎えられたことに。
あたりまえ、であって、
あたりまえ、じゃないんだよね。