無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

俺の唇に相葉くんがそっと唇を合わせる。

俺の首に手のひらを滑らせて。

角度を変えて長いキスをする。

顔を離して両手で俺の頬を包んだ。

「にの。

好きだよ。

ずっと一緒だよ。」

「…うん。

ずっと…」

相葉くんが目尻にシワを作って笑った。

いつもの笑った顔。

この顔が大好きだ。

俺のすべてをつつみこんでくれるこの人の優しさに俺も同じ優しさで応えられるようになりたい。

この人の笑顔を守るために。

end.