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LIFE

第1章 サヨナラのあとで


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昨日…相葉くんが俺に別れを告げに来た日。



急遽、メンバー招集された事務所でみんなに頭を下げた。

俺の記事が出る…それがみんなに伝えられて、今後の対策を説明される。

ちらっと相葉くんを見る。

俺はマネージャーから先に知らされていたからこうなる前に相葉くんに連絡を取ろうとしたけど…

なんて言えばいい?

上手い言葉は見つからないまま結局メンバー全員が集められたこの日この場所で顔を合わしたことも、
言い訳でもなんでもいいから話さないと…謝らなきゃ…って
相葉くんに近づこうとするけどタイミングが合わない。

…合わない?

合わないんじゃないんだ…

避けられてる…

そう気づいて慌てる俺をよそに相葉くんは次の仕事に向かう。

常に背中を向けてた。

距離をとって。



相葉くんは俺を見ない。

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