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LIFE

第3章 まだ恋は始まらない〜出会ってしまったふたり〜

雅紀と狂おしいほどのキスを交わしてベッドになだれ込む。

雅紀にうつ伏せになってもらって後ろから攻めた。

艶かしく綺麗な背中に唇を這わせて少しお尻を突き出させて雅紀のを触る。

雅紀の中はもう俺の形を覚えたかのようにピタリと収まった。

でもいつもと違う体位だから当たるのも違うのだろう。

雅紀のいいトコも違う快感を拾うのか。

枕に顔を埋めた雅紀のくぐもった声が聞こえる。

それは俺も同じで。

細い身体を掴んでガンガン打ちつけた。

少し顔ずらした雅紀が俺の名前を呼ぶ。

「…和…か…ず…?」

「…雅紀?

ごめん…

も…イク……」

俺はすぐに果ててしまった。



はあ…はあ…

荒い息を整えて。

うつ伏せの雅紀をゴロンと仰向けにして口づけた。

「ごめん。
勝手にイっちゃった。」

「ううん。
俺も気持ちよかったもん。」

「でもイッてないだろ?」

「……大丈夫…。」

「俺が…大丈夫じゃない。

まだ可愛がりたい。

だから…雅紀?

もう1回!」

「!」

「キスしながらがいい!」

ちゅ、ちゅ。

こどもみたいなキスをしてもう一戦お願いした。

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