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第8章 純化からの挑戦状

「いつになったら映るんでしょう?」と、沈黙の壁を破って、ホルモン王子が言った。


「え!? 私、ちゃんと電源押しましたよ」


「画面の色合いが変わりましたんで、電源が入ってるのはわかるんですが……長すぎません?」


「長いですよねぇ……あ、何か見えてきましたよ」


 やがてうっすらと何かが見えてきた。


 画面が明るくなり、徐々に鮮明になってくる。


 形がはっきりしだすと、それは裸で後ろ姿の髪の長い女性だと判った。


「ほらっ!! やっぱりエロビだわ!!」


 画面を指差し、ピイコのテンションが上がる。


「なんなんすか? お……女?」と、ホルモン王子が食い入るように見入る。


「え……ホルモンさん、そう言うの好きなんですか?」



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