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第8章 純化からの挑戦状

 顔を赤くしながらのたまんが言うと、ホルモン王子はうろたえながら「いや……あの、女性の体ってのはいわゆる美学がございまして……」と、必死に言い訳にならない言い訳をする。


 画面に映った髪の長い女性が振り返る。胸を両腕で覆い隠し、顔をサングラスとマスクで隠している。


『もう〜、慌てちゃダメ! あ・と・で!』


 女性がそう言うと画面は黄色一色になり『しばらくお待ち下さい』と、テロップが流れた。


「……」


 唖然としながら三人は画面を見つめた。


 ホルモン王子はリモコンを取ると、チャンネルのボタンを押してみる。


 だが、すべて同じ画面になった。


「なんだこれ? まったくテレビの役目果たしてないじゃん」


「あ、ホルモン精子ちゃん、他にもHな番組がないか探したんでしょ〜」


「探してないですよ!! てか、だんだん名前をいやらしくするのやめて下さい!!」


 ピイコはのたまんに近寄る。


「さっきの映像見て、Hな気分になってると思うからお互いに気をつけましょうねぇ〜」


「え!? やっぱり男性ってみんなそうなんですか?」


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