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第8章 純化からの挑戦状

「あの、背中を見て下さい。何か書いてたりしませんか?」


 のたまんは、恥ずかしさを押し殺して言った。


 ホルモン王子はのたまんの肌と、ブラジャーに釘付けになり、無意識にへその下を押さえていた。。


 ピイコがホルモン王子の背中をポンと叩く。


「ちょっとモンモン王子!! 我を忘れてるよ!! のたまんちゃん、大丈夫。なんにも書いてないから」


「わかりました」


 そう言うと、服を下ろし、顔を真っ赤にして振り向いた。


「そうか、あの純化っての、最初に背中を見せて登場したよね。あれをヒントと見たわけだ」と、ピイコはポンと手を叩いた。


「はい、正解かどうかは分かりませんが、出来ること全部やってみようと思いまして……」


「よし、じゃあ、今度は私が」と、ピイコが思いっきり上のシャツを脱いだ。


「ほら、背中を見なよ!! 何か書いてあるかい?」


 勢いよく上半身ブラジャー姿になったピイコは、腕組みをして背を向けた。


「いや、何もないですねぇ」と、ホルモン王子は平然と答える。



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