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第8章 純化からの挑戦状

 純化がそう言った後、画面いっぱいに問題が横書きで表示された。




 煙突 陸 祭
 積み木 薬箱 熊
 汽笛 着ぐるみ ミルク

{これはなんの関係を表すものか? もうひとつ付け足すなら、何を入れるかお答え下さい}



『じゃあ、画面はこのままにしておくから、受話器を元に戻して、答がわかったら電話してねぇ〜』


 そう言って問題を残したまま純化は消えた。


 ようやく笑いがおさまり、三人は画面に写し出された問題を見る。


「なんだよこれ? 煙突やら着ぐるみ、祭……なんか共通点あんのか?」


 ホルモン王子はひとつずつ指で確認しながら、共通点を絞り出す。


「じゃ、ちょっと二人で考えてて。私、汗ひいたし服着てくるわ」と、ピイコが浴室に向かった。



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