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第8章 純化からの挑戦状

「あっ!!」


 急に何かを思い付いたように、ホルモン王子は項垂れてた頭を上げる。


「のたまんさん……それ、ヒントになりましたよ」と、言うと、ニヤリと笑みを浮かべ画面を睨み付けた。



 煙突 陸 祭
 積み木 薬箱 熊
 汽笛 着ぐるみ ミルク


「えんとつ……積み木……汽笛……よっしゃーー!!」


 突然、ホルモン王子が両手でガッツポーズを取り、叫び出した。


「えっ!? どうしたんですか?」


 のたまんは目を丸くした。


「これ……しりとりで繋がってるんだよ」


「しりとり?」


「そうだ。だから、どう繋がってるかを探ればいいんだよ!!」


 のたまんのホルモン王子を見る目が、丸から尊敬の眼差しに変わった。



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