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第8章 純化からの挑戦状

 ピイコが受話器を取ると、コール1発で純化が出た。


 それと同時に画面にも純化の姿が現れた。


『なによ、あんた達わかったの?』


 純化は、かなり不機嫌そうだ。


「うちのクイズ王が、あなたを撃沈させるわ!! 今、代わるから待ってな!!」


 そう言うと、受話器をホルモン王子に手渡した。


 ホルモン王子は胸いっぱいに深呼吸をすると、答を純化にぶつけた。


「純化っ!! きさまに引導を渡してやる!! 覚悟しろ!!」


『ちょっとちょっと……あくまでクイズだから、そんなムキにならないで……』


「よし……答えは8、16、25、18。文章の中に隠されている九九の答えを、下の数字で出した結果だ。ついでに言えば、食べるは『食い』で表現したら91で9×1=9。問題をひとつ付け加えたぜ!!」


 ホルモン王子は、画面に人差し指を突き立てて言った。


 ピイコとのたまんは「カッコいい〜」と、小さく絶賛した。



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