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第8章 純化からの挑戦状

 純化はそれだけ言い残すと、速やかに画面から姿を消した。


「おい!! 純化ぁっ!! 待てよ、答えは出てるだろ!!」


 正解だったはずの答えが無効とされ、ホルモン王子は肩を落とす。


「なによ……理不尽すぎるじゃない。正解出てたじゃない……なんでよ」


 のたまんはそう言って涙ぐむ。


 ピイコは怒りを露にしていた。ホルモン王子の手から受話器を奪い取ると、思いの丈をぶちまけた。


「ちょっと出てこい!! あんた負け惜しみもいい加減にしなさいよ!! こっちは答え以上のもん出してんだから、ちゃんとあんたもそれに応えなさいよ!! あんたの気分次第で、なんでも変えるんじゃないよ!!」


『ツー、ツー、ツー』


 すでに切られていた。


 ピイコは勢いよく受話器を叩き戻した。


 ホルモン王子は唇を噛み締め、ぶるぶると体を奮わす。


「どれをどう言えば正解なんだよ……」



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