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BOXルーム

第9章 激進!!

「なんもしてないっすよ……ただ、何か脱出する手段がないか二人で探してたんです。さっき、純化が言ったジャグジーのボタンとお湯はりのボタンを、偶然に同時に押したみたいでさぁ……そしたら壁についていたライオンみたいなのがいくつか落ちて、2つだけ残ったんですよ」


「じゃあ、それが次の問題のヒントになるんじゃないの? なんだ、もうすでにあんた達やってたんだ……私頑張って損した」


 ピイコはふてくされながら、また隣の部屋に移り、ポテトを食べはじめた。


「そっちはなにしてたんだよ。さっき問題かなんかしてたんじゃないのか?」


 ホルモン王子も座り込んでポテトを摘まみ出した。


「私さぁ、ビールが欲しくて電話したのよ。そしたら問題があるからって言われて……で、やってたら当たっちゃって」


「どんな問題さ」


「忘れた。でも答えはトンカツが正解だった」


「どんな問題かが気になる……」



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