BOXルーム
第9章 激進!!
「私、昔ながらの銭湯行ったこと無いです。なんか、お年寄りの方が沢山いるイメージがあります」
「のたまんちゃん、銭湯知らないんだね。あのね、男湯と女湯が壁一枚で仕切られていてね、夫婦で来るとどっちかが『もうすぐ出るよ〜』とか言って声かけたりしたんだよ」
ピイコは若い頃を思い出しながら言った。
「私の友達に銭湯の娘がいてさぁ、開店前にお風呂入れさせてもらったことあるの。男湯と女湯って浴場の造りが左右対称になってんだよ。鏡合わせたみたいに」
「ふ〜ん、でも行ってみたいなぁ」
「初めていくと恥ずかしいかも? 男湯と女湯を仕切っている壁の真ん中に番台ってのがあって、そこのご主人とかが座ってたりすんのよ。おばさんが座ってんならいいけど、男性だったら絶対見てる」
「えぇぇーー!! それ、ドン引きですね」
二人が話し込んでいる間、ホルモン王子は立ち固まっていた。
「のたまんちゃん、銭湯知らないんだね。あのね、男湯と女湯が壁一枚で仕切られていてね、夫婦で来るとどっちかが『もうすぐ出るよ〜』とか言って声かけたりしたんだよ」
ピイコは若い頃を思い出しながら言った。
「私の友達に銭湯の娘がいてさぁ、開店前にお風呂入れさせてもらったことあるの。男湯と女湯って浴場の造りが左右対称になってんだよ。鏡合わせたみたいに」
「ふ〜ん、でも行ってみたいなぁ」
「初めていくと恥ずかしいかも? 男湯と女湯を仕切っている壁の真ん中に番台ってのがあって、そこのご主人とかが座ってたりすんのよ。おばさんが座ってんならいいけど、男性だったら絶対見てる」
「えぇぇーー!! それ、ドン引きですね」
二人が話し込んでいる間、ホルモン王子は立ち固まっていた。