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第14章 シェルター2

 倒れているのは、どうやら女性の様だ。

 肩ぐらいの長さの髪にメガネをかけている。やや丸みのある顔に、耳にはピアスをしている。


 るかは女性の口元に耳を近付けて見た。



『すーー、すーー』



 寝息が聞こえる。生きてる様だ。


 るかは迷わず起こしてみることにした。ソッと肩に手を添えると、軽く揺らしてみる。


「あの……すいません、すいませ〜ん」


 声をかけてみるが反応がない。


「もしも〜し、起きて下され〜」


 るかは起きるまで声をかけた。だが、まったく目を覚ます気配がない。


「どうしよぅ……こうなったら……」


 るかは奥の手を出す。その女性を転がして仰向けにすると、ひたすら胸を揉みはじめた。


「早く起きて……でないと、ここから先は表現が危うい世界に走っちゃうから」


 るかは時には激しく、また時にはソフトタッチで、その女性の胸を揉み続ける。


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