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第14章 シェルター2

「……ん」


 女性の口から声が漏れた。るかはチャンスとばかりに、女性のロングスカートの中に手を入れた。


「ここからは女を捨ててやらなきゃ」


 手をグイっと押し込むと、足首まであったスカートが膝上にまで捲られた。


「ここだ!! 18禁ギリギリ、真似しないでね」


 るかの指がある位置に到達すると、女性の目がパッチリと開いた。


 瞬間、るかは手を引っ込める。


「起きた!?」と、苦笑いで声をかける。


 女性はハッとした表情で、ガバッと起き上がると、周りをキョロキョロと見渡した。


「え!?」


「あっ!! 気がつきました?」


 るかがそう言うと、女性は一気に涙目になった。


「よかったぁ〜夢だったんだぁ〜」


「何か怖い夢でも見たの?」


「身動き取れない私の体を男がまさぐるんですよぉ〜」


 ホッとしたのか、涙が溢れ出す。



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