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BOXルーム

第16章 ルキア

「皆様ようこそ、F☆MIX、BOXルームコミュニティ、オフ会へ!!」


 ルキアの声が響くと全員、ポカーンとした。


「えぇ!? オフ会?」


 下里はなんのことかわからなかった。


「ここに集まった皆様。あの男以外はBOXルームコミュニティの参加者です。私、管理人のルキアです」


 ルキアは松を指差して挨拶すると、まりんは何かを思い出したのか、ハッとした表情を見せた。


「そうだ! あのコミュの管理人、確かにルキアだ! えっ、じゃ、今までのはなんなの?」


 そう思ったのはまりんだけでは無かった。


「ルキア……まりん、るか桃太郎……あ!! 本当だ、コミュニティによくコメント書いてる方々じゃないか!」


 ホルモン王子も思い出した。


「なんでそこに僕(下里)の名前無いのさ……」こいつもいた。


「あの、ちょっと……」と、ピイコが手を上げ、ルキアに声をかける。


「なにかしら?」



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