BOXルーム
第16章 ルキア
ルキアは松を睨み付けた。
「じゃあ、あなたも瑠樹亜グループを抜けてもらいます」
「ああ、かまわん。だから、ここにいる方々にもちゃんと説明しろ」
松はルキアを睨み返した。
ルキアは、一度大きく息を吸い、落ち着いて話し始める。
「先程も言った通り、このコミュのオフ会を企画開催したのは私です。本来はキチンとした形でご招待をする予定でした。でも、ちょっとしたアクシデントがあって……」
「アクシデントってなに?」と、まりんが質問した。
「松は知ってるでしょ? この付近で、変な宗教団体が睡眠ガスを撒き散らした事件が数時間前に起こったの」
「ええぇー!!」
全員驚愕した。
「我が瑠樹亜グループの力で、参加者の皆さんの顔、容姿は確認出来ました。待ち合わせの時間に執事達に呼びに行かせるつもりでした。だけど、急にこんな事態になって……ガスマスクで防御した広海達が写真だけを頼りにあなた達を探したのですが、すでにみなさん睡眠ガスの被害に合われてました」
「じゃあ、あなたも瑠樹亜グループを抜けてもらいます」
「ああ、かまわん。だから、ここにいる方々にもちゃんと説明しろ」
松はルキアを睨み返した。
ルキアは、一度大きく息を吸い、落ち着いて話し始める。
「先程も言った通り、このコミュのオフ会を企画開催したのは私です。本来はキチンとした形でご招待をする予定でした。でも、ちょっとしたアクシデントがあって……」
「アクシデントってなに?」と、まりんが質問した。
「松は知ってるでしょ? この付近で、変な宗教団体が睡眠ガスを撒き散らした事件が数時間前に起こったの」
「ええぇー!!」
全員驚愕した。
「我が瑠樹亜グループの力で、参加者の皆さんの顔、容姿は確認出来ました。待ち合わせの時間に執事達に呼びに行かせるつもりでした。だけど、急にこんな事態になって……ガスマスクで防御した広海達が写真だけを頼りにあなた達を探したのですが、すでにみなさん睡眠ガスの被害に合われてました」