BOXルーム
第16章 ルキア
「もう、何もかもおしまいなの。こんなに憎くて恥ずかしい日はない。この女を殺して私も死ぬわ」
「お嬢様お辞め下さい!! 失敗なんて誰だってありますよ」と、ケンちゃんが、いまにも泣きそうな顔でルキアに言う。
「じゃ、あなたの失敗はなに?」と、ルキアはケンちゃんに問う。
ケンちゃんはしっかりと前を見据えて言った。
「あなたの下についたことです!!」
「あんた、裏切ったねっ!!」
「冗談ですよ!! でも、ピストルはやりすぎです! 話し合いで、出来ませんか!?」
「そうだ! その力士の言う通りだ。あんた、このオフ会を楽しいものにしようとしてたんだろ!? なら、みんなの思い出に傷が付くようなことは辞めろよ!! オフ会……しようよ!! 俺達の……好きな、BOXルームだろ!? そのピストルを捨てて……でないと、銃刀法違反に……」
桃太郎も必死に説得するが何度も言葉につまる。
その時だ。
「ハイッ!! やめろぉーーー!!」
ホルモン王子が声を上げた。
すると……
「はい……辞めます」
ルキアが銃を下ろした。
周りが唖然とする中、ホルモン王子はルキアに近付いた。
「はい、それ貸して……もう、このお姉さんを許してあげて」
「お嬢様お辞め下さい!! 失敗なんて誰だってありますよ」と、ケンちゃんが、いまにも泣きそうな顔でルキアに言う。
「じゃ、あなたの失敗はなに?」と、ルキアはケンちゃんに問う。
ケンちゃんはしっかりと前を見据えて言った。
「あなたの下についたことです!!」
「あんた、裏切ったねっ!!」
「冗談ですよ!! でも、ピストルはやりすぎです! 話し合いで、出来ませんか!?」
「そうだ! その力士の言う通りだ。あんた、このオフ会を楽しいものにしようとしてたんだろ!? なら、みんなの思い出に傷が付くようなことは辞めろよ!! オフ会……しようよ!! 俺達の……好きな、BOXルームだろ!? そのピストルを捨てて……でないと、銃刀法違反に……」
桃太郎も必死に説得するが何度も言葉につまる。
その時だ。
「ハイッ!! やめろぉーーー!!」
ホルモン王子が声を上げた。
すると……
「はい……辞めます」
ルキアが銃を下ろした。
周りが唖然とする中、ホルモン王子はルキアに近付いた。
「はい、それ貸して……もう、このお姉さんを許してあげて」