BOXルーム
第17章 オフ会
ルキアは深いため息を吐くと、松の顔を見た。
「仕切り直して、私が進行していいのかな?」
「……もちろん!」
松は笑顔で返した。
ルキアの表情に笑顔が戻る。
「何もかも驚かせて本当にごめんなさい。たくさんの料理と飲み物を用意してます。沢山召し上がって下さい!!」
深夜のテレビ番組「BOXルーム」を見て、好きになった数少ない参加者。
初めて顔を見せ合った初対面同士だが、今日と言う1日は心に深く刻み込まれた、忘れられない思い出になったはずだ。
そして、主催者のルキアにも……。
「今、外は大変なことになってるな」と、松が言った。
「え?」と、ルキアは松を見る。
「例のガス事件で警察官がウヨウヨいるよ。まあ、死者が出なかったからいいようなものの……」
「仕切り直して、私が進行していいのかな?」
「……もちろん!」
松は笑顔で返した。
ルキアの表情に笑顔が戻る。
「何もかも驚かせて本当にごめんなさい。たくさんの料理と飲み物を用意してます。沢山召し上がって下さい!!」
深夜のテレビ番組「BOXルーム」を見て、好きになった数少ない参加者。
初めて顔を見せ合った初対面同士だが、今日と言う1日は心に深く刻み込まれた、忘れられない思い出になったはずだ。
そして、主催者のルキアにも……。
「今、外は大変なことになってるな」と、松が言った。
「え?」と、ルキアは松を見る。
「例のガス事件で警察官がウヨウヨいるよ。まあ、死者が出なかったからいいようなものの……」