BOXルーム
第3章 急展開……
「じゃあ……さっそく頂きましょうよ」と、るかが空気を無視して突っ走る。
だが、桃太郎がるかを引き止めた。
「ちょっと待って! それに毒が入ってたらどうする?」
「え!! 毒っ!?」
るかは、手を引っ込める。
「そうだ。ここに運んできた、あの女も、何者なのかわからないんだ。これが安全だという保証はどこにもないよ」
桃太郎は料理を1つずつ手に取り、眺めてみる。
「じゃあ、そう言うなら……誰か食べてみてよ」
「いや、毒が入ってたら死ぬって……」
「あのケンちゃんに食べさせる!?」
「最初から死んでます……てか、るかさんは黙ってて下さい!! 話をややこしくするな!!」と、桃太郎は腕を大きく広げて激高する。
「なによ……そんな怒らなくても……盛り上げようと思ったのに……」と、るかはしゃがんで消沈。
「あの……」
二人のやり取りを、笑って見ていたまりんが声をかけた。
「もう一度、何か注文してみたらいかがでしょう? また、あの人が来るかも知れませんし……今度はこちらのドアを開けっぱなしにして監視しておくんです。何処から入って出たのかわかりますし、なんなら捕まえて聴取してみたらどうでしょ? ついでに毒味も」
だが、桃太郎がるかを引き止めた。
「ちょっと待って! それに毒が入ってたらどうする?」
「え!! 毒っ!?」
るかは、手を引っ込める。
「そうだ。ここに運んできた、あの女も、何者なのかわからないんだ。これが安全だという保証はどこにもないよ」
桃太郎は料理を1つずつ手に取り、眺めてみる。
「じゃあ、そう言うなら……誰か食べてみてよ」
「いや、毒が入ってたら死ぬって……」
「あのケンちゃんに食べさせる!?」
「最初から死んでます……てか、るかさんは黙ってて下さい!! 話をややこしくするな!!」と、桃太郎は腕を大きく広げて激高する。
「なによ……そんな怒らなくても……盛り上げようと思ったのに……」と、るかはしゃがんで消沈。
「あの……」
二人のやり取りを、笑って見ていたまりんが声をかけた。
「もう一度、何か注文してみたらいかがでしょう? また、あの人が来るかも知れませんし……今度はこちらのドアを開けっぱなしにして監視しておくんです。何処から入って出たのかわかりますし、なんなら捕まえて聴取してみたらどうでしょ? ついでに毒味も」