BOXルーム
第3章 急展開……
「BOX……ルーム? いや……わかりません」
桃太郎をはじめ、みんなが思った。
『人違いで連れ込まれてる……』
「とにかく、松さん……みんなで力を合わせてこの部屋から脱け出したいんです。ご協力願えますか?」
桃太郎をはじめ、るか、まりん、下里も頭を下げる。
まだ現状を把握出来ていない松は左手で頭をポリポリと掻きながら、上着のポケットに右手を入れる。
「ちょっと待って……今、何時だ?」と、右ポケットをゴソゴソと探る。
「あれ? 携帯がないぞ」と、あちこちのポケットを探すが携帯電話が見つからない。
「ん? なんだこれ?」と、左のポケットから黒い丸まったハンカチの様な物が手に握られて出てきた。
それを松は両手で広げてみる。
桃太郎をはじめ、みんなが思った。
『人違いで連れ込まれてる……』
「とにかく、松さん……みんなで力を合わせてこの部屋から脱け出したいんです。ご協力願えますか?」
桃太郎をはじめ、るか、まりん、下里も頭を下げる。
まだ現状を把握出来ていない松は左手で頭をポリポリと掻きながら、上着のポケットに右手を入れる。
「ちょっと待って……今、何時だ?」と、右ポケットをゴソゴソと探る。
「あれ? 携帯がないぞ」と、あちこちのポケットを探すが携帯電話が見つからない。
「ん? なんだこれ?」と、左のポケットから黒い丸まったハンカチの様な物が手に握られて出てきた。
それを松は両手で広げてみる。