BOXルーム
第5章 時間を戻してからの、話
画面の左上角に小さく赤い字で、「3」と書かれたモニターに映し出されるモノクロの映像には、白い部屋に若い男女二人と年配の女性一人が何やら話し込んでいる様子が見える。
すると、画面の中の部屋の扉が自動に閉まっていくのが分かる。
「シェルター3のL階段から入って料理を置いて来て下さい。場所はここです」
「え!? あ、は、はい」
ケンちゃんの指示に真綾は戸惑いながら、用意された銀色のおかもちにそれらを入れた。
壁に貼られた間取り図を確認し、厨房を出る。
「え……なんだろう怖いよ……」
おかもちを下げ、入り組んだ迷路の様な通路をスリッパを履いて進む。
天井を見上げれば大きなパイプがうねり、細かく見たことの無い機械があちこちにある。
「なんの装置なの? ももっちさん、大丈夫なんだろうか……」
真綾は、そうつぶやきながらシェルター3を探す。
すると壁に大きな矢印が貼られ『シェルター3』と、書かれてある。
「あ、わかりやすい!! 後はL階段を上がるだけね」
すると、画面の中の部屋の扉が自動に閉まっていくのが分かる。
「シェルター3のL階段から入って料理を置いて来て下さい。場所はここです」
「え!? あ、は、はい」
ケンちゃんの指示に真綾は戸惑いながら、用意された銀色のおかもちにそれらを入れた。
壁に貼られた間取り図を確認し、厨房を出る。
「え……なんだろう怖いよ……」
おかもちを下げ、入り組んだ迷路の様な通路をスリッパを履いて進む。
天井を見上げれば大きなパイプがうねり、細かく見たことの無い機械があちこちにある。
「なんの装置なの? ももっちさん、大丈夫なんだろうか……」
真綾は、そうつぶやきながらシェルター3を探す。
すると壁に大きな矢印が貼られ『シェルター3』と、書かれてある。
「あ、わかりやすい!! 後はL階段を上がるだけね」